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燕雀鉄道白津機関区活動日誌

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2018年 10月 09日

マイクロ 39679 キマロキ編成セット

久しぶりに白津機関区の登場。
マイクロ 39679 キマロキ編成セット_a0359818_16360240.jpg
あるものを拾いました。






マイクロ 39679 キマロキ編成セット_a0359818_16363360.jpg
マイクロのキマロキセットのうち、39679とマックレー車・車掌車が入ったセットを入手しました。
最近マックレー車のみの再販がありましたが、かなり値上がりしていましたね。
何故か6000円程度とやたら安く売っていました。
39679が不動ということで、試しにしそうさせたところ確かに動きません。
ただライトは付きますし、最悪モーターを変えたりいっそトレーラーにしてキマロキや重連専用にしてもいいと思い持って帰りました。
で、帰宅後線路に乗せて電圧をかけると……普通に走り始めました。
しかもR177もすいすい走ります。
もしかしたらグリスが固着してただけかもしれませんね。
マックレー車などを見る限りほぼ未開封な新品同然だったようなのでかなりお買い得でした。

マイクロ 39679 キマロキ編成セット_a0359818_16411664.jpg
さて。マイクロの9600シリーズは他の蒸気機関車シリーズとうって変わって縦横のバランスが限りなく良く、同期のTOMIXややや後発のKATOにプロポーションやスケールで勝るという非常に珍しい模型でした。
KATOに比べればややエッジが丸いもののもとが古参機なので気にならない、モーターでキャブは埋まってるもののはみ出しはないので気にならない、しかもバリエーションも豊富ということもありかなり好評です。
縁が無くうちにはいませんでしたが今回初入線となります。

さて、39679は入れ替え機を含む国鉄蒸気機関車最後の日である1976年3月2日まで現役として活躍をした、まさに最後の機関車です。
……が、なぜか保存されずそのまま解体されてしまいました。
マイクロ 39679 キマロキ編成セット_a0359818_16473857.jpg
マイクロの中でも黒色車輪になってすぐのものになります。
切り詰めデフ付き、テンダーにはリベットが無いタイプです。
見ての通り腰高艦が無い非常に素晴らしいプロポーションです。
ディティールも程よくバランスが取れていますね。
黒色車輪も相まってすごくカッコいいといいますか、重厚感があります。
マイクロ 39679 キマロキ編成セット_a0359818_16495485.jpg
先輪はKATOのスポークに交換しました。
実はバルブスピンドルガイド等が9600の独特な形状ではなく他形式と同じというちょっとした短所(?)はありますが、黒く塗ればわかりません。
気になるならKATOの分売されているロッドから移植するのも手でしょう。
マイクロ 39679 キマロキ編成セット_a0359818_16525494.jpg
続いてマックレー車。
マイクロらしく、後ろにスライドさせて羽を開閉できるギミック付きです。
マイクロ 39679 キマロキ編成セット_a0359818_16535968.jpg
網目や細かな部品なども再現しており「マイクロ、やるじゃないか」と素直に思う出来です。
表記類も流石の綺麗さです。
マイクロ 39679 キマロキ編成セット_a0359818_16545117.jpg
ヨ4456
これも結構よい出来です。
ライトも前後両方付きますし、TOMIXと違って集電板も全く目立たないのです。
リベットも表現があり、流石に他社に比べると少し甘いところもありますが、そこも含めてどこか実車の使い古されたっぽさがあっていいです。
ところでステップや手すりの色差しが片側だけなのは何か理由があるのでしょうか……。
マイクロ 39679 キマロキ編成セット_a0359818_16570666.jpg
以前購入したモアのロータリー車やKATOの北海道形もいれると一気に北海道らしくなります。(春のイメージですけどね)
マイクロ 39679 キマロキ編成セット_a0359818_16574354.jpg
……模型の世界ではキマロキならぬマロでも走れるのは内緒です。
マロ+セキで走らせるのも一興。
マイクロ 39679 キマロキ編成セット_a0359818_16583752.jpg
忘れてました。
うちにはKATO・TOMIXの9600はいませんがエンドウのものがいました。
折角なので並べてみましょう。
マイクロ 39679 キマロキ編成セット_a0359818_16590420.jpg
エンドウは1/140なので流石に長いですね。
ディティールも少ないですが金属製ならではの長所や質感もありますし、そもそも原型に近いものがプロトタイプなので北海道形に絞って作られているものとそういう比較をするのはナンセンスですね。
マイクロ 39679 キマロキ編成セット_a0359818_16593414.jpg
車高は結構違いますね。
マイクロ 39679 キマロキ編成セット_a0359818_17005491.jpg
そのまま下げてみたらエンドウの屋根の下にすっぽりマイクロの屋根が入ったのは笑いました。
マイクロ 39679 キマロキ編成セット_a0359818_17013209.jpg
プロトタイプがこれまた違うのであれですが、エンドウのテンダーのリベット表現はこうしてみるとすごいですね……
マイクロも表現されている機関車もありますがこれはないタイプなので。
マイクロ 39679 キマロキ編成セット_a0359818_17024295.jpg
いやはや。
今回の追加でまた幅広く蒸気を特に北海道を)楽しめるようになりました。
写真は撮ってませんが、旅客最後のSL(C57 135)貨物最後のSL(D51 241)、最後の入替SL(39679)と集まりました。
セキをもっと集めてつないで…とか欲も出ましたが引かせる場所もないので当分はこれで安泰でしょう。


by c62swallow | 2018-10-09 17:06 | 国鉄蒸気機関車 | Comments(0)
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