燕雀鉄道白津機関区活動日誌

c62swallow.exblog.jp
ブログトップ
2018年 06月 10日

中村精密 C56

紹介したつもりで忘れてました。
先日、C56 160が本戦から引退しましたが、ほぼ同時にC56 160の模型を入手しました。
ただしマイクロではなく中村精密です。
a0359818_17370792.jpg




C56はご存知の通りボイラーも細く小柄な機関車なので鬼門の一つといわれることがありました。
通常のモーターでプラ車体として挑戦したマイクロは……あんな感じになってますね。
近年ではKATOからコアレスモータを用いたものが出て、ほぼスケール通りのものが比較的気軽に入手できるようになりました。(今度再販もありますね)
その他、乗工社から1999年に真鍮キットが発売されており、(直後マイクロからも出てから、)2000年にはトレインショップのものも発売と結構様々なメーカーから出ています。
現在も動態保存車があることも理由でしょうし、その模型化の困難さゆえにメーカーの挑戦魂を誘っているのかもしれませんね。
a0359818_17375811.jpg
で、この製品は乗工社のさらに16年ほどまえ、80年代前半に発売された(83年?)ものになります。
中村精密といえばホワイトメタルの製品という印象ですが、このC56(とC12)は真ちゅうボディ、コアレスモーターという豪華な仕様での発売でした。
長らく市場に出てこない幻の商品と化してましたが、KATO製品発売後だいぶ見かけるようになりました。
今回購入したものも相当安く(KATOのものを割引店で予約して買う以下のレベル)で手に入れました。
a0359818_17452356.jpg
裏面。
a0359818_17453908.jpg
ナカセイらしく端梁が小さいですがよい雰囲気です。
各パーツも立体感がありいい感じだと私は思います。
なによりこれほど古い製品なのにロッド類に抜かりが無く、エンジンドライブなのにランボード下の空間まであるオーパーツっぷりです。
もちろん車輪も全部抜けてます。
a0359818_17475687.jpg
キャブ内にちょっと見えるのがモーターです。
しかし30年も前にここに納まるモーターがあったんですね……。
a0359818_17493104.jpg
ヘッドライトレンズは私が適当につけたものなので無視してください。
流石に解放テコなどは有りませんがかなり実車の雰囲気が出ています。
細いボイラーが特徴な機関車なので大変だったと思います。
a0359818_17502441.jpg
斜め後ろから。
流石に古いものなのでくたびれているところもありますが、今でも十分通じるシルエットを持っていると思います。
ただ、肝心の走行性能は中村精密にしてはあまりよくないです。
テンダーの車輪がスポークが抜けているのはいいんですが、集電性能があまりよくないのです。
ただ某サイトのとおり、試しにGMの車輪にしたところかなり改善しました。
a0359818_17521557.jpg
客車とつなげても全く違和感がない、ちゃんとスケール通りの車高がすごいですね。
本当に30年前の模型なんでしょうか……。
ただ、値段が高かったためあまり普及しなかったといわれます。
またモーターも数が無かったのか、モーターのない商品が売られていたこともあるそうです。
a0359818_17515762.jpg
ここで30年後輩のKATO製品と並べてみました。
金属製品と普通に並べられるKATO製品は化け物ですね……。
ディティールも完全に上回っています。
でも30年という差があるのにプロポーションは負けていない、中村精密のオーパーツっぷりも実感します。
a0359818_17545766.jpg
全長はほぼ同じ。
というかC56は他のメーカーのモノもみんな長さは同じくらい(1/150スケール通り)です。
ランボードの網目が両者にあることがわかりますね。
a0359818_17554712.jpg
テンダー。
気持ち中村精密のほうが高いようです。
これは車輪が気持ち大きいこともあるかと思いますが。
a0359818_17563546.jpg
KATO製品の再販も決まったため、ほぼマニアにしか需要はないかもしれません。
ですが鉄道模型史上のオーパーツとして、大切に動態保存していきたいと思います。

[PR]

by c62swallow | 2018-06-10 17:57 | 国鉄蒸気機関車 | Comments(0)


<< メカコレアポロノーム      KATO ガルパン4号車 >>