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燕雀鉄道白津機関区活動日誌

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2016年 03月 02日

遠州鉄道30形夕方運用

 今日は実車の話です。
 なんと遠州鉄道30形が夕方運用に入りました。
遠州鉄道30形夕方運用_a0359818_19360493.jpg




 本日、西鹿島駅17時48分発が30形で運行されました。
 遠州鉄道30形といえば全国でも数少ない吊りかけ駆動方式の現役車両。
 残りは2編成(うち1編成はカルダン)のみとなり、定期運用からも外れ現在は予備車となっています。
 そんな30形の夕方運用(2編成4両運転)が久しぶりにあるときき、飛んで行ってきました。
 なんとか、僅か2駅ながら乗車することができました。

遠州鉄道30形夕方運用_a0359818_19411048.jpg
 カメラの調子が悪く露出が変ですが……
 新浜松寄りは51F、西鹿島よりは25Fです。
 車内はいつもとおなじ混雑率。
 ただ1000形以降が3扉なのに対し30形は2扉なので一瞬戸惑っている人がいた模様です。

遠州鉄道30形夕方運用_a0359818_19360493.jpg
 写真はクハ85。
 湘南顔吊りかけ最後の編成です。
 登場時から冷房化されていましたが登場は何と1978年。
 吊りかけの中では最末期の登場です。
 
遠州鉄道30形夕方運用_a0359818_19484865.jpg
 特徴的なクーラー。
 ちなみに25F以前の編成は後付けだったため形状が異なっていました。

遠州鉄道30形夕方運用_a0359818_19504579.jpg
 続いてクハ61.
 『別形式じゃね?』といわれるレベルで25Fとは違います。
 具体的にいえば前面全体とか、貫通路とか、そもそも駆動方式が吊りかけじゃなくてカルダン駆動だとか。
 ブレーキなどは共通のため連結できますが、のちの1000形などへの橋渡し的存在です。

遠州鉄道30形夕方運用_a0359818_19501566.jpg
 ちなみにこっちは25Fの貫通幌

遠州鉄道30形夕方運用_a0359818_19534891.jpg
 こちらが51Fです。
 25Fは遠鉄特有の全周幌ですが51Fは普通の幌です。


遠州鉄道30形夕方運用_a0359818_19561161.jpg
 その後18時24分に30形は新浜松駅を出発していきました。
 今回の運行はTwitterでは2003Fの代走だったということです。
 私の帰省の間また乗れるかどうかは怪しいですが、引退まであとわずかでしょうし今度はゆとりをもって乗りたいと思います。



by c62swallow | 2016-03-02 20:00 | 遠州鉄道 | Comments(0)
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